2024,10,26, Saturday
getID3ライブラリーの文字化けとNoticeエラー対策
過去にこのブログで何回か取り上げているおうち用mp3検索システム(データ取得)はphpで動いているんですが、mp3ファイルのタグ情報を取得するためにgetID3というライブラリーを利用しています。
で、このライブラリーはShiftJISの文字コードに対応していないため、ShiftJISで書かれたタグは文字化けしてしまいます。
また、PHPのバージョンとデフォルトエンコーディングの設定によっては
「Notice: htmlentities(): Only basic entities substitution is supported for multi-byte encodings other than UTF-8; functionality is equivalent to htmlspecialchars in getid3.lib.php on line ****」
というエラーが出てしまうことがあります。
この2つの問題に対応する方法をメモ書きとして残しておきます。
(詳しくはつづきを読むで)
ツイート
で、このライブラリーはShiftJISの文字コードに対応していないため、ShiftJISで書かれたタグは文字化けしてしまいます。
また、PHPのバージョンとデフォルトエンコーディングの設定によっては
「Notice: htmlentities(): Only basic entities substitution is supported for multi-byte encodings other than UTF-8; functionality is equivalent to htmlspecialchars in getid3.lib.php on line ****」
というエラーが出てしまうことがあります。
この2つの問題に対応する方法をメモ書きとして残しておきます。
(詳しくはつづきを読むで)
getID3ライブラリーをダウンロードしてzipファイルを展開したら、getid3ディレクトリにある「getid3.lib.php」をコピー(バックアップ)しておきます。
※何か問題があったときに元に戻せるようにするため
[1] ShiftJISが文字化けする問題の解消法
1 getid3.lib.phpファイルをテキストエディタで開きます
2 「iconv_fallback(」で検索して、iconv_fallback関数を探します
3 関数の以下の部分を書き換えます
＜変更前＞
↓
＜変更後＞
4 ファイルを保存します
[2] Noticeエラーが出てしまう問題の解消法
1 getid3.lib.phpファイルをテキストエディタで開きます
2 「htmlentities」で検索して、以下の記述を探します
3 見つかった部分を以下の通りに書き換えます
＜変更前＞
↓
＜変更後＞
4 ファイルを保存します
これで文字化けやエラーメッセージは出なくなっていると思います。
■この記事は役に立ちましたか？ この記事の平均評価： 未評価 (0人）
※何か問題があったときに元に戻せるようにするため
[1] ShiftJISが文字化けする問題の解消法
1 getid3.lib.phpファイルをテキストエディタで開きます
2 「iconv_fallback(」で検索して、iconv_fallback関数を探します
3 関数の以下の部分を書き換えます
＜変更前＞
if ($in_charset == $out_charset) {
return $string;
}
// mb_convert_encoding() available
if (function_exists('mb_convert_encoding')) {
↓
＜変更後＞
if ($in_charset == $out_charset) {
return $string;
}
$t_charset = mb_detect_encoding($string,"JIS,UTF-8,SJIS-win,CP932,EUCJP-WIN",true);
if ($t_charset !== false) {
return mb_convert_encoding($string,$out_charset,$t_charset);
}
unset($t_chaset);
// mb_convert_encoding() available
if (function_exists('mb_convert_encoding')) {
4 ファイルを保存します
[2] Noticeエラーが出てしまう問題の解消法
1 getid3.lib.phpファイルをテキストエディタで開きます
2 「htmlentities」で検索して、以下の記述を探します
$HTMLstring .= htmlentities(chr($charval));
3 見つかった部分を以下の通りに書き換えます
＜変更前＞
$HTMLstring .= htmlentities(chr($charval));
↓
＜変更後＞
$HTMLstring .= htmlentities(chr($charval),ENT_QUOTES | ENT_SUBSTITUTE | ENT_HTML401,$charset);
4 ファイルを保存します
これで文字化けやエラーメッセージは出なくなっていると思います。
■この記事は役に立ちましたか？ この記事の平均評価： 未評価 (0人）
| プログラミング::PHP | 08:22 PM | comments (0) | trackback (0) |
コメント
コメントする
トラックバックURL
http://horisanu.info/tb.php/353
